【長崎校講師blog】HoweverとButの違い

HoweverとButの違い

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国公立大学の2次試験まで残りわずかとなりました。英語に関しての不安の種は自由英作文でしょう。
ご存知の通り配点も大きく受験生の間で差がつきやすいところです。また本当の意味で英文法が理解しているかが問われます。

今回は自由英作文で必ず使う「But」と「However」の違いについて説明します。なんとなく違うと思っていてもハッキリと違いが分かる受験生は多くありません。そして論理的な文章を書くためにはこの2つは欠かせませんが、使い方を間違えると減点の対象になってしまいます。

以下の例文を見てください。

1、I have to study,however I have no time.

2、I have to study,but I have no time.

一見すると、どちらも間違いがないように見えますが?の文章は誤りです。「However」というのは副詞ですので文と文を繋ぐ接続詞としては使えません。「But」は接続詞ですので問題ありません。

しかし副詞ということは文章中の位置は「But」よりも制限がなく文頭や文末でも使えます。つまり以下の使い方ができます。

I have to study. However I have no time.

I have to study. I have no time however.
理解できましたか? Howeverは便利でありますが接続詞の使い方はできません。つまり文と文を繋ぐ役割はないのです。

細かいところではありますが、自由英作文のポイントはいかにして減点を減らせるかです。最後まで気を抜かず取り組んでいってくださいね。