第2回『医学部での勉強』~CBT,OSCE,臨床実習編~

第2回『医学部での勉強』~CBT,OSCE,臨床実習編~

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お久しぶりです!更新を怠ってしまって申し訳ございません。

気を取り直して・・・CBT,OSCE,臨床実習について書いていきたいと思います。

 

多くの医学部が4年の終わり頃に、CBT,OSCEを課します。(最近は前倒しでもっと早い時期に行う大学も少なくないようです。)CBTはComputer Based Testの略ですべての試験をコンピューターで行います。選択式です。朝から夕方までマウスでカチカチ・・・目はチカチカ・・・このテストのもう一つの特徴は、問題が全員違うという点です。問題がプールされていて、パソコンがランダムに問題を出してくれます(笑)もちろん受験者全員が平等になるように、難易度や得点などは調節されているようです。私の大学では4年生の2月中旬にCBTが行われたのですが、学年の雰囲気としては、秋くらいから本格的に勉強を始めているように思われました。(もちろん、もっと前から始めていた学生もいました。見習いたいものです笑)気になるテストの範囲ですが、4年までに学んできたこと全てです!!というと、そんな大変じゃん・・・と思われるかもしれませんが、OSCE用の問題集を解けば、受かりはします笑。高得点を狙いに行くとなると、それなりに大変だと思います笑。

次に、OSCEについてです。OSCEはObjective Structured Clinical Examinationの略で、模擬患者さんを相手に診察を行い、先生方に評価してもらうという試験です。試験が近づくとみんな友達を相手に必死に練習します笑。そんなに覚えることもなく、難しいことも要求されていない試験なのですが・・・実際に先生たちを前にすると、緊張してしまうせいか、練習の時には考えられないようなミスを連発します。試験後当分の間、話のネタになります笑。

CBT,OSCEを乗り越えると、晴れて、Student Doctorとして病棟で臨床実習を行うことになります。(私は現在ここです。)実際に患者さんのお話を聞かせていただいたり、診察をさせていただいたり・・・手術の見学をさせていただいたりもします。毎日が新鮮で本当に勉強を頑張らないと!と心から思います。過去4年間あまり勉強しなかったことを反省しています(笑)今まで沢山遊んだ分、これからは将来素敵なお医者さんになれるよう、全力で勉強しようと思う今日この頃です。